日田市の不動産事情について
日田市で不動産を売却するベストなタイミングを解説します
「不動産売却をするベストなタイミングがいつなのか知りたい」とお考えの方は多いのではないでしょうか。
日田市で不動産売却を行うのであればまずは市内の不動産市況を把握することが大切です。ここでは日田市に根ざして40年、歴史と実績が豊富な丸善株式会社が不動産売却のタイミングについてわかりやすく解説いたします。
日田市の市況
日田市にお住まいの方であればお気づきかもしれませんが、市内の不動産価格は長い下落傾向にあります。大分県全域でも言えることではありますが、日田市も20年以上宅地価格が下がり続けている状況です。
なぜ日田市では不動産価格が下落傾向にあるのか、その理由は人口減少にあります。1994年に高齢社会に突入して以降、一気に日本全体で少子高齢化が進みました。ただ、金利が下がり地価も下がり家賃と同程度の月々の支払いで購入ができることもあり、新築物件を建てるには絶好のチャンスで、日田市でも実際に新たに家を建てる若い層が以前と比べて増えてきています。
金利が下がり新築物件を建てるには絶好のチャンスではあるものの、人口減少という根本的な原因があるため着工件数が増えないのが現状です。
日田市の人口と空き家率
日田市では1955年をピークに人口が減少しています。国立社会保障・人口問題研究所に準拠した国のデータによれば、2040年までに日田市の人口は49,139人になると推測されています。これは2010年の国勢調査により明らかになった70,940人と比べて30.7％もの減少が見込まれているということです。
また、2014年5月の日本創成会議の提言書によれば、2040年までに20～30歳代の女性人口が2010年と比べて52.4％減少すると推測されています。つまり、子育て世代の人口が大幅に減少し少子高齢化が進むことが懸念されているわけです。
空き家問題も日田市では懸念すべき事項のひとつです。2008年から2013年までの5年間で空き家率は0.7％減少しました。しかし75歳以上の独居老人世帯数は2008年から2017年までの9年間でおよそ900世帯、割合にして3.1％増加しています。所有者がお亡くなりになったり施設に入所したりすることは空き家発生の主な原因です。つまり、日田市では将来的に空き家はまだまだ増加する可能性があると考えられ、現在では1100件を超える空き家が存在します。
売却のタイミングは？
不動産の価格は常に変動し、ここぞというタイミングで仕掛けることが高値売却につながります。相場や税制の見極め、季節ごと変化など日田市で不動産売却をする上で知っておきたい売り時について解説いたします。
相場の動きから考える
不動産価格は緩やかですが常に変動しています。取引金額が大きいため、「高値をつけたら売る」という姿勢が大切です。もちろん相場の変動を捉え利益をあげる取引を行うことは簡単ではありません。特に不動産相場は金融市場と異なり、日々細かく動きを見せます。その動きが大きな流れとなり、全体的な変化を見せるという特徴を持つため相場のプロでも見極めが難しいとされています。
しかし日田市に根ざして40年、地域密着の不動産会社「丸善株式会社」ならばベストなタイミングを狙うことも可能です。なるべく高く、より良い売り時をお探しならばぜひご相談ください。
売りやすい季節はある？
賃貸市場であれば、新生活が始まる前後のタイミングである2月～4月あたりが一般的に繁忙期となります。しかし不動産売却ではそこまで敏感に動きを見せるタイミングはありません。日田市に絞ってみた場合、季節による売買数の変化はほぼありません。
ただ傾向として少子高齢化による人口減少の影響から地価が年々下がってきています。そういった意味では、なるべく早く売却をご検討されることがおすすめです。
今後も売りづらくなる可能性もある！？
少子高齢化や人口減少は不動産売買に大きく影響します。家を建てる世代の減少や空き家の増加を後押しするためです。
日田市は2040年までに人口が50％以上減少すると推測されています。空き家率も今後さらに増加する見込みです。もちろん大分県や日田市ではさまざまな施策を打ち出し人口減少・少子高齢化に歯止めを効かせようと努力しています。しかしこの減少は全国的な流れであり、そう簡単に押し留められるものではありません。
そういったことも踏まえると、将来的に不動産が売りづらくなる可能性は大いにあります。不動産売却をご検討でしたら、まずは当社にご相談くださいませ。
